読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

最後のマルマル

アニメ・ゲーム・声優などに関する我楽多雑文。研究者兼大学講師をやってます。

FF13-2のクリア後(シークレットエンディング)感想 ※ネタばれ注意








 (゚Д゚)ボーゼン









↑シークレットエンディングを観終わった後の私そのものです。
FF13-2の感想を見事なまでに体現し得ている顔文字です。


(以下、FF13-2のネタばれ満載、注意です。
でも、ネタばれを積極的にした方がこれから始める人にとっては親切な行為であるのではないかとも思わざるを得ません。今回に限っては)

 

 




初回クリア時、それはもう結構なバッドエンドでした。
しかしながら、かくいう私もそこそこのRPGをクリアしてきた人間。「あーなるほど、二週目か何かで真(トゥルー)エンディングね」と一回目のクリア時に確信しました。実際、シークレットエンディングらしきものがあることも判明。正直、ニヤリとしましたよ。バッドエンドからのハッピーエンディングは王道中の王道と雖も、やはりカタルシス的には最高の展開といえます。

正直、そこからが大変でした。
そのシークレットエンディングを見る為の準備が、です。全ての依頼をこなし、全ての敵と戦い、全てのマップを歩き回る。カジノなどの運要素のあるものや、一問間違えると最初からやり直しなクイズがあったりと。
時間も結構使いました。その時間、なんと80時間。職業柄時間的余裕は他人に比べあるにしても、貴重な時間であることには変わりありません。しかし、そこは最早腐れ縁とも思えるFF(ファイナルファンタジー)との歴史的交流関係の長さ。思えば小学校から今まで変わらずプレイし続けてきています。やり込むことに浪費する時間・努力も、他のゲームはともかくFFならしょうがないとさえ思ってました。それは青春であるからです。

そして、80時間かけて漸く全ての要素をクリア。
後は、もう一度エンディングを見るだけ!

そして、本日6時にいざ、ラスボス(二回目)に!

無事、クリア!

そしてバッドエンディングの後、
「to be continued・・」の文字。

はいはい、スタッフロールの後にシークレットエンディングがあるわけですね。
その「to be continued・・」のためにここまで頑張ってきたんですことよ、とテレビに向かって話しかけるぐらいテンションはMAX!!

そして、スタッフロール後、初回とは違う展開に!
ついに、シークレットエンディングが!!!


冒頭、重要キャラが思わせぶりな台詞をはきます。

「ここから新たな世界を始めよう(とかそんな感じ)」



おうおう、大風呂敷広げるねぇ。
大丈夫かしら。ニヤニヤ。




・・・・と思っていたら。











そのまま終わってしまいました。












数分で。














ポカ───( ゚д゚ )───ン










え?


ちょっと待って。











「to be continued・・」って、
次回作って意味の「to be continued・・」だったんかい!!!!!!!!!!




いや、可能性として永遠ループという意味で綺麗なENDであることも考えられますが(詳しくは後述)。


もしくは、DLC(でなければ別の媒体、小説や映画など)で真エンディングの可能性も?。
でも、DCLはどうなんでしょう。例え無料だとしても何か違う気がします。
厳密にはネットにつなぐことはタダではないわけですし。






何よりも、バッドエンドのまま終わったというのがどうも。
別に私はハリウッドよろしく、ハッピーエンド至上主義というわけではありません。むしろ、バッドエンディングも肯定的かつ積極的に受け入れる側の人間だと思ってたりするわけですが、それはそれで納得のゆくバッドエンディングであるということが絶対条件です。正直、納得いってません。だって「to be continued・・」、まだ続くんですもの(次回作にしろ、本作で綺麗にまとまっているにしろ)。








本当に私の80時間は何だったのか。
FF13の各キャラが笑顔で終わっていくシーンを見たいがために頑張ってきたのに。
たった数分のエンディングを見るためだけに、頑張ったわけではありません。

一方で、パラドクスエンディングを含めた総体としてのストーリー展開が真のエンディングとも考えられなくもないですが、本編EDで「to be continued・・」とあれば、やっぱり真エンディングは別にあると考えたいのが人情ってもんでしょう・・。


シークレットエンディングの衝撃を味わうまでは個人的には13-2は良ゲームだと思ってました。
過去・現在・未来の各時代を巡る世界観や、歴史に焦点を当てたりパラドックス問題に踏み込んだ点なども大変興味深い内容でしたし、自由度の高いゲーム性、戦闘の面白さなども平均点以上だと個人的には評価してました。






シークレットエンディングを見るまでは。








製作者側からしたら、「しめしめ上手く釣ってやった」とほくそ笑んでいるのでしょうか。
それとも、「色々頑張ったら真エンディングが見られる?ははっ、よく頑張ったね。残念!でも、結末気になるでしょう?(ニヤニヤ)じゃあ、次回作買ってね(キリッ)」っと言ったところでしょうか。
それとも、「は?次回作なんかあるわけねーだろ。あれ、綺麗に終わってんじゃん。そんなことも読み取れなかったのか?解釈力ねーな、最近の若者は。創造(イメージ)しろよ、想像を創造しろ!」という感じででしょうか。







もし、DLCや次回作があるのだとしたら・・・
私は購入しちゃうと思います。
だって、80時間を無駄にはしたくないですもの。


しかし、出たら出たで「至極当然の感情をいいように弄ぶというのは如何なものか」という「いちゃもん」は噴出すると思いますが。男性が性欲を律し得ないのを利用したエロ関係のワンクリック詐欺と同レベルですもん。




出たら、買います。買いますとも。




だから、口汚い感想をネットに発表することくらい許して下さい。





他の可能性としては上記でもすべに述べたように「to be continued・・」は、同じような出来ことが続くという意味かもしれません。
あらゆる可能性、あらゆる世界(平行世界)が無数にあって、時間という概念はなくとも何かは続く、というような。
それはそれで綺麗な完結なのかもしれませんが、生じた「もやもや」は消えません。

何故、消えないのか。
そこには、「FFはそれなりにはっきりとした結末を描いてくれる」という信頼感があったからです。その顕著な例が、FF10FF10-2の両作品でした。FF10も個人的にはハッピーエンドでしたが、そのハッピーをさらに突き詰めたのがFF10-2だと思っています。ゲーム内容的には賛否ありましたが、それでもプレイヤーの「あの」望みを実際に叶えてくれたという点に私は感動しました。
だからこそ、FF13-2の一回目のクリア時に疑いもなく真エンディングを期待してしまいました。FF10と10-2という前例があったからこそ、「期待」してしまいました。FF10-1と同様、FF13-1もどちらかというとハッピーエンドで終わっていたことも一つの要因です(ヴァニラ・ファングのクリスタル化があったにせよ)。
これがナンバリングではない、FFではない作品でしたら私の期待のお門違いだったと言われてもしょうがないと思います。でも、FF13-2は紛れもなく「FFシリーズ」、これまでの流れからハッピーエンドは期待するのは至極当然なのではないでしょうか。
また、FFは所謂「国民的」ゲームだと私は勝手に思っております。「CEROB」であり、12歳以上を対象としたゲームです。18禁ゲームであれば、文句はないでしょう。そういう制限があるからこそ、挑戦的な世界観やエンディングを盛り込んだゲームが生まれるとも考えられます。しかし、これから夢に向かって羽ばたいていく歳若い10代の子供達に対するメッセージとしては如何なものか。当然、このような結末を「かっこいい」「意味深い」と思う10代も多いことでしょう。しかし、作り手として大人として、子供のこれからに何らかを寄与するゲームを作ろうと思う気慨はあって然るべきだと思いますし、数十万から百万の売上を誇るFFシリーズのその影響力を考えた場合、バッドエンディングが若い層に与えるインパクトを少しでも考えるべきではなかったのでしょうか。バッドエンディングが「かっこいい」と思うのも個人の自由ですが、FFが送り手や受け手も含め個人の枠内で留められるかどうかは甚だ疑問であります。
当然、以上の感情の吐露的感想は私の言いがかりに近いです。「勝手にハッピーエンディングを期待した方が悪い」ということでしたら、そうですね。私が悪いです。FF13-2を期待して購入した私が悪い。期待してプレイした私が悪い。FF13-1の最後でクリスタルとなったヴァニラとファングも解放されて本当のハッピーエンドになると期待していた私が悪い。


あのエンディングを評価する人も多くいるでしょう。
それは当然です。作品に一方的な評価のみが与えられることは皆無ですから。
だから、単純に私の好き嫌いで終わり方がキライであったというだけのことです。
幼稚で浅はかなモノの考え方しかできない人間なのです。

そんな人間への叱咤激励なゲームだったのかもしれませんね。20代にもなってゲームなんかやってるのが悪いというような。それはその通りで反論の余地もありません。
あのエンディングを肯定的に受け入れない、いや読み取れない、解釈できない人間は、ファイナルファンタジーという偉大な作品をプレイする品格に欠けているということなのかもしれません。


もし、次回作がなく、これでまるっと完結なのでしたら私はFFを卒業すべきなのかもしれません。
「嫌なら見るな」と同じく「嫌ならやるな」と言われてしまう前に。