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最後のマルマル

アニメ・ゲーム・声優などに関する我楽多雑文。研究者兼大学講師をやってます。

涼宮ハルヒ作品の聖地巡礼記

雑文


(以下の記事は2010年4月10日に某サイトに掲載した記事です。当時は映画「涼宮ハルヒの消失」直後で自身のハルヒ熱が凄まじかった時代です。聖地巡礼のマナーなども色々問題となりました。今は写真などに関しもっと厳しくなっているのかもしれません)


涼宮ハルヒ聖地巡礼のため神戸・大阪へ行って参りました。
備忘録も兼ねて簡単に旅の模様をここに記しておきます。

また、巡礼にあたり・・・
「神奈井総社@rNote(http://kanai.dw.land.to/location/haruhi.htm)」様
涼宮ハルヒの地図(http://www.gfoc.gr.jp/~morisato/haruhi_map.html)」様
などなどの情報サイト様を大変活用させて頂きました。 ここに御礼申し上げます。

【日程】 二泊三日 【メンバー】 二人(先輩と)

(1)西宮北口


新幹線で新神戸に着いた後、すぐさま西宮北口へ。SOS団の根拠地たる土地へ向かいます。





残念だったのが、あの駅前の公園が工事中だったこと。
前情報で知ってはいたもののショックはでかい・・・。
ですが、憂鬱の最後でハルヒがぶすっとしながら横断歩道を渡ってくる様子は何となくイメージできました。
ハルヒと同じ道を通っているというだけで感慨深いですw

(2)喫茶ドリーム

そして、例のSOS団根拠地たる喫茶店へ。



ここは本当に感動しました!まんま!!京アニさんの細かさに脱帽です。
若干、アニメより中は暗めでしたが、それも雰囲気が出ていて◎。
残念ながらハルヒ達がいつも座っている席には先客がおり座れませんでしたが、その近くには座ることができました。
先輩に頼んで、ここは奢らせてもらい、キョンの気分を味わいましたw
また、当喫茶店のポイントカードも作って貰うことができ、よい記念品もGET。
おそらく、店員さんもここが巡礼地になっていることは認知済みなのだと思います。

(3)野球場(中央運動公園内)


そして、喫茶店を出た後は一路「退屈」の舞台の野球場へ徒歩移動。









この野球場へは実は初日と二日目の二回行きました。
というのも、一日目は野球場で実際に野球をしていたため写真が撮れなかったためです。
二回目は若干夕方に近いこともあり堪能することができました。
想像より、バックホームや入り口が小さい印象でしたが、それでも一目でわかるほど。
三塁を見てハルヒの不思議な踊りを思い出しました。

(4)ファミレス(VOLKS)


そして、お昼をもう過ぎていたため、ハルヒ達が大会後昼食をとったファミレスへ。



野球場から少し歩いた所にあり、そんなところも理に適っているなー感心。
わざわざ神戸まできてファミレスで食事するというのも面白いものでした。

(5)新池


その後は、ファミレス前のバスから溜息でみくるさんと谷口が落ちた新池へ。









ここもかなり感動しました。「あのまんまだー!」というのが第一声w
本当に池の水が汚く、ここに落としたハルヒは鬼だな、と思いました。

(6)登校路(甲陽園まで)

その後は、キョン君の通学路を実際に歩いてみました。
「退屈」で「上ヶ原パイレーツ」という名が出てきましたが、その「上ヶ原」とはこの辺りの地域名ということがわかり、これまた興奮しましたw





ミステリックサイン」や「エンドレスエイト」でキョン君が自転車を押しているシーンの道路や、
「憂鬱」冒頭で必死に自転車をこいでいるシーンの坂などを見てきました。

(7)甲陽園

通学路を歩いて、漸く甲陽園駅へ。
「笹の葉」や「サムデイ」に出てきた場所にまたもや興奮(作中では光陽園駅)。 ハルヒに関係なく甲陽園駅がとても素敵な場所でした。









西宮北口甲陽園駅の区別が今まで曖昧だったのですが、今回の旅ではっきり意識づけが完了しましたw



「消失」でキョン君が併走した阪急電車もそのまま。
外の茶色(深紫?)のフォルムもシックでかっこいいのですが、車両内も木をあしらった落ち着いた内装で、癒され電車でした。



キョン君の自転車置き場もバッチリ。 事務所みたいなのがなくなってました。

(8)尼崎駅(三和本通商店街など)


まだ時間に余裕があったので、三日目の予定を繰り上げて作中の祝川商店街の舞台となった商店街を見に尼崎へ。



ヤマツチモデルショップや森村青果店、大森電気店などのモデルとなったお店にも寄ってみました。
大森電気店のモデルとなったお店では、実際に電池(500円)を購入、ちゃんとレシートを貰いましたw
ヤマツチモデルショップのモデルとなったお店では、先輩が実際に車のプラモを購入 。商店街にしっかりお金を落とすことは大事だな、と痛感w



その後は、「溜息」で古泉・朝比奈・長門が邂逅するシーンの道路を見学。
あの車の「ブロロロ・・・」を思い出しましたw
この時点で、もう外は暗くなってきており、ホテルに帰宅。二日目に備えます。

(9)北高への通学路


二日目はこの旅の最大の山場といってもいい北高見学から始まりました。
ホテルから昨日散策した甲陽園駅へ電車で向かい、キョン君が毎度ぼやいている北高へのハードな通学路を堪能してきました。









実際に歩いてみると本当にキツイ! 山登りというのは言いえて妙ですw
上の写真にある階段はやはり作中の印象も強いせいか発見時は興奮しました。
春休みのため北高生と思しき生徒さん達がちらほらいる程度で(部活か何かでしょうか)、人通りも多くなく写真も撮りやすかったです。
例のベンチは別物になっていて残念。盗難防止用にしっかり鎖で繋がれてましたw

(10)北高


この旅一番の感動と興奮だったのは言うまでもありません。



























実際に目にした時の感動ったらないです。
「消失」で長門が手をフリフリ改変した場所や、キョン君と朝比奈さんが隠れてた場所など、名所が多すぎて困りますw
折角なので、帰りも徒歩で。
しみじみ思ったのは、「サムデイ」でこの道を二往復したキョンは大変すぎるw
というか、それをさせたハルヒはやっぱり鬼w
朝比奈さんのマフラーだけではとてもとても行く気にはなれない距離です。
それほどキョン君はハルヒのことが好きなんだなーと実感w
帰りの徒歩で、おそらく同じ目的の6人集団ご一行様と遭遇。 この数時間後、驚くべきことが起こりますw

(11)長門・朝倉マンション、踏み切り、東中校門


甲陽園駅まで戻ったあとは、一路線路沿いに南下。
その中途には、長門朝倉マンションが!! このマンションは幾度となく漫画で書いたりしてたので一目見てすぐ発見に到りました。









「憂鬱Ⅴ」でハルヒの独白の際の踏み切りや、笹の葉での東中の校門など、この線路沿いも名所揃いです。
ここまで見てくると、諸々の位置関係がすっきりします。
適当に見た目が良いロケーションを選んでいるのではなく、キャラの行動に整合性が取れるロケーションであることがはっきりしています。聖地巡礼の醍醐味も倍増です。

(12)光陽園学院、サイゼリヤ


おそらく、消失公開後多くの人が訪れたであろう場所です。







周囲の雰囲気が「消失」の作中雰囲気と結構似ていたり。
「消失」でキョンが谷口からハルヒの名を聞いた後にここまで走ってきたことを思うと、キョンハルヒに対する想いのほどが実感できます。 結構遠いですし、息切れするのも当然ですw



そして、ここで神(ハルヒ)からプレゼントが!
キョン達が入っていたファミレスに、当然の如く私たちも寄ったのですが、奇跡的に同じ場所(おそらく)に座れました!
また、先程の通学路ですれ違ったご一行様と、ここでも遭遇w 6人だったので、この席には座れなかったのかもしれませんね。

(13)夙川公園


みくるさんとキョン君が歩いた公園。普通にナイスな散歩道です。



桜が綺麗で歩いていてもどこか楽しい。
もう大分歩いていて足もパンパンでしたがそれも何のその。
たまたま、公園内でお祭りをやっていて、懐かしい屋台を見て感慨に耽ってましたwエンドレスエイトの夏祭りを彷彿したり。

(14)中央図書館


甲陽園駅からの長い移動の終着地です。





思い入れが強いだけにその感動たるやいなや・・・。
中に入って、椅子と机や本棚を嘗め回すように見てましたw 本棚は若干背丈が低い気がしましたね。
消失のラストの長門と「優しい忘却」を頭の中で再演しましたよ。

(15)甲山森林公園


予定では、ここで終わるつもりでしたが、二日目も時間に余裕があったので次なる目的地に。
西宮北口からタクシーで「ブロロロ・・・」





そうです。「溜息」のみくるvs長門の野外ステージです。 めっちゃ山奥にありましたw
平日の夕方のせいか、人も閑散としており寂しい感じでしたが、そこが何故か「溜息」の雰囲気と重なる部分もあったり。
たくさん歩いてきて気がついたことがありました。
作中では、すでにその現場から話が始まっている描写が多いです。 「溜息」であれば、いきなり撮影場所に着いた所から(あるいは直前)シーンが始まります。しかし、そこには過程が必ずあるわけで、作中でしたらその撮影場所に着くまで、SOS団は一緒に行動し、目的に向かっているわけです。
正直、高校生ぐらいなら、好きな異性と一緒に歩けるだけでも結構楽しいのではないかと思うんです。勿論、映画を撮ることも楽しいのだろうけど、その過程もハルヒは十分楽しんでいたんじゃないかと思いました。 それは勿論、キョン君も。その過程の積み重ねが、消失でキョン君が前の世界を選択した大きな要因でもなかったのではないかと。実際に歩いてみて、ふとそんなことが頭によぎりました。
この公園で、同じ目的の二人組みと遭遇しました。 先輩が声をかけた所、名古屋から日帰りでいらっしゃったようで!日帰りとかすごすぎます。 同じ志しを持った人たちとこの神戸で出会えたことはある種の奇跡です。 貴重な情報を聞かせて貰ったりしました。もし、ここを見てたらご連絡下さいw

(16)広田神社、関西スーパー


甲山森林公園の帰りは、「溜息」でハルヒが鳩を白くした神社(のモデル?)と、「エンドレス」でハルヒ達がバイトをしたスーパーを見に行きました。



先ほど、公園で別れた二人組みとスーパーの側でまたばったりw
彼らは自転車を借りているようでした。賢いw
また、ファンは考えることは皆同じだなぁと大笑いしてしまいましたww
その後は、例の野球場が帰り道にあったので、リベンジとばかりに寄って、ホテルに帰宅しました。

(17)ハーバーランド


三日目は、ハルヒと関係なく普通に神戸を観光したりもしました。
神戸の中華街で食べたラーメンがこの旅初めての旅行らしい食事だったのも良い思い出ですw
神戸港にあるタワーに行き、展望台から神戸周辺を見渡しました。
あそこらへんに北高があるんだなーと遠景から堪能。
また、「憂鬱」で谷口がハルヒに振られたシーンで一瞬写った場所もここからパシャリ。



谷口、結構考えてデートプラン立てたんですねw
近くには観覧車や多くの博物館。お昼には中華街で美味しいものも食べられます。
中学生にしては随分背伸びしたデートコースなのではないでしょうか?
しかし、ハルヒにはお気にめさなかった様子w 確かにハルヒの嫌いな「普通」なデートと言えなくもないw

(18)梅田(閉鎖空間)


そして今回の巡礼最後の場所、閉鎖空間の舞台へ。







古泉とキョン君がタクシーから下りて、横断歩道を渡り、ビルの屋上へ、というルートが手に取るようにわかります。
残念なのが、阪急百貨店が完成していたため、作中の町並みと若干変わってしまったようです。
まぁ、時間も経ってますから仕方がないです。世は移ろうということをしみじみ実感しました。

【まとめ】

こんな感じでハルヒ聖地巡礼をしてきました。
写真に執着があまりないので、構図など結構適当なんですが、個人的には実際に見てきたという達成感が強いです。 実際に歩いてみないと発見できない発見があったりと、フィールドワークの重要性を改めて実感。
「改めて」の実感が多い旅でしたw そして、登場キャラへの感情移入や、ハルヒという作品そのものへの感情移入が凄まじいものになりますね。世界が生まれ変わるとはこの事です。神戸に行く機会のある方は是非。